絵本・児童書の誘惑

持っている大好きな絵本が子供たちの成長のため、とうとう段ボール行き。愛着があるので記録がてら、思い出に浸るためにブログに書いていきます。

銀河鉄道の夜

これは思い出の本。
今のように、情報が簡単に手に入らない小学生の時、
学校で「銀河鉄道999」が流行っていた頃、
仲の良かった友達が、すごく面白いよって勧めてくれて。。。
テレビも漫画もうちでは見せてもらっていなくて
うちに帰ってから母に
「銀河999っていうのが流行ってて、面白いんだって、本も出てるって言ってたから読みたい。」と。
そして買ってきたのがこの本。
小学校中学年ぐらいだったと思う。
特に本好きでもないし、読解力に優れていたわけでもない私が読んで、
「へ〜、これが流行ってるんだ〜、これが世の中の人が面白いって思うんだ〜
 よし、これを面白いと思おう。」
というのが当時の私の感想😅
学校で読んだよ〜といって、話をしてもなんか噛み合わない。
他にもあるよ、一冊しか読んでないからわかんないことが多いんじゃない?って言われて・・・・・

そして数年後。
テレビで懐かしアニメの番組をやっててそこに登場。
「あ、これ、当時読んだ本だ、アニメになってるんだ〜」と思って見て
その時は、ん〜こんな話だったかなと思って見て・・・・

またそして数年後。
本を読んでから、10年以上経っていると思う。
やっぱり、懐かしアニメの番組を見て、
もういろんなことがわかるとしになって初めて、
あ〜あの時の本とこのアニメは別のものだったんだなってわかった。
このときにはもう当に昔の話なので、母に文句も言えず。

そして、娘たちが宮沢賢治を知るようになってから
また思い出して、笑い話として初めて打ち明けた。
母にも、
「あの時、漫画を見せたくないからわざと宮沢賢治にしたの?それとも知らなかったの?」と聞いたら
「知らなかった、銀河鉄道といえば、宮沢賢治でしょ。」と。
今になってもその漫画は知らなそう。。。。
やっぱりね。。。。。


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銀河鉄道の夜 宮沢賢治 岩崎書店