絵本・児童書の誘惑

持っている大好きな絵本が子供たちの成長のため、とうとう段ボール行き。愛着があるので記録がてら、思い出に浸るためにブログに書いていきます。

おかあさんだいっきらい

小学校何年生のときだったかな・・・

読書感想文を書くために推薦図書を母が買ってきた。

物心つく前から、自分でモノを欲しかったことないし

自我を出すこともなかったし、もともと依存心も強い。

自分が母になった今になって思うと、

そのように育てられていたのかと思う。

感想文の題材も、自分で選ぶ前にいつも母が買ってきていた。

そんな母を内心、疎ましく思い始めていた頃だったと思う。

どんなときにこの本を買ってこられて、

幼心に胸がちくっとしたことを思い出す。

母に見透かされたように思ったが、

もちろん、母は気がついていなかったと思う。

なぜなら、その後も私が考える前に次々、

前もって準備してくれていたから。


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おかあさんだいっきらい 安藤美紀夫作 長谷川知子画 童心社